万陽のお気に入りの歌一覧
灰色猫
女の子産めなかった確率を母は今だに後悔しおり
21
もっと見る
沙久
音も無く神経冒す猛毒が地下鉄を染めた三月二十日
14
もっと見る
秋日好
庭木の名ど忘れをする母に向け「今咲きそうなら白木蓮でしょ」
22
もっと見る
秋日好
夜食なら受験時代に卒業をしたはずなのにまたお腹すく
15
もっと見る
まあさ
ふるふると 震えて首を かしげてる 寒の戻りに 戸惑う土筆
28
もっと見る
沙久
ひとりからはじまり二人、三人と対話を重ねて「共存」探る
19
もっと見る
千映
高速のトイレの手洗い片隅にちょこんと可愛花が三輪
19
もっと見る
滝川昌之
癒えることなき悲しみと対峙する人と町に来い涙なき春
23
もっと見る
コーヤ
ペダル漕ぎ 触れゆく風の 暖かさ のどかな春を 胸で受け取め
32
もっと見る
千映
語り部さんだけに震災事 任されぬ我ら個人が忘れず語る
13
もっと見る
桜田 武
溶けゆく雪行楽のこころが弾むそよ風にあの道あの公園
9
もっと見る
falcon
おもかげをとへば花散るいしだたみ風のなごりの香のみ残れる
24
もっと見る
まあさ
ただならぬ 時間を乗り越え 熊本の 子ら高らかに 卒業の歌
25
もっと見る
まあさ
蕗の筋 すーっとすーっと 取る時の 早春の香に 胸が膨らむ
26
もっと見る
沙久
春色のワイシャツを身に纏ったら旅立ちの歌が聴こえてくるよ
17
もっと見る
野々花
懐かしい詩集開けば舞い落ちる匂い残りし落ち葉のしおり
26
もっと見る
へし切
浮かび来る五七の調べ書き留めるインクの匂い和むひと時
29
もっと見る
石川順一
春の雪妙に明るく降って来る大地を濡らす程度で止んで
24
もっと見る
ラベンダー
祖父の死出 見送る勇気 持てなくて それでも時は 刻一刻と
29
もっと見る
新座の迷い人
瞼閉じ 故郷おもがげ 浮かびきて 過ぎ去り昔 恋しかるらむ
18
もっと見る
[1]
<<
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
>>
[37]