詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
横井 信
寒空を 飛び行く鳥の 羽ばたきは 荒ぶる風に 抗いながら
14
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半格斎
湯上がりの帰る道の途冴えわたる 細き月影肌をつらぬく
18
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みなま
風避けて溜まれる鴨をたたせては船すすみゆく三方五湖 冬
10
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詠み人知らず
人知れず ともされし灯の温もりに ほどけし心 久しき夢路に
19
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詠み人知らず
十六の 下焦がるる汝 欲の勝ち 拝す白肌 咎められても
9
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滝川昌之
バスが吐く煙が白く目に見えてどうやら冬は停車している
26
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山崎ふゆ彦
飼い主のおしゃべり好きを承知して柴犬ジョンは伏せて待ちおり
7
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千映
臥雲橋母と二人のミニ旅行燃える紅色眼下に溢れ
13
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千映
吊るし柿ハクビシン様食べるから知恵だしネット張ってうふふふ
9
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へし切
冬虹の橋の彼方に君がいるそんな気がする逢える気がする
19
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夢士
頬を打つ風に吹かれて軒に在る干し柿をみる人と猿の眼
15
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夢士
やみ疲れふと見る月の太りゆく満月待ちて走りいづ 吾
16
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石川順一
ユキノシタ蔓延る水路沿いを行く河津七滝見終えし後に
25
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半格斎
雪の無き南風原の人ぞ羨まし 誰ぞ居られぬか 國替えのこと
15
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半格斎
雪まねく雨や軒端をいたぶりて 宵は静かに更けてぞゆかむ
18
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恣翁
空高く昇れる月は 青白き烟に 森を包みたりけり
25
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近江の人
窓越しの比良の冠雪まだ薄しふもとの紅葉盛んなる儘
5
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ふじこ
友の名を呼ぶ我が吾子の息白く木枯らし包む紅葉の手と手
20
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リクシアナ
笹打ちの葱しらじらと鍋に冴え鰍蕩ける降雪の朝
24
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inosann
行ってあげようではなくて「行こうか?」に妻は自らゴミ捨てに行く
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