大野 冨士子のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
年上の女性に連れられむず痒いシートで観ていた「青春の門」
19
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林林
明日には誰のもとにも冬至来るこの柚子どうぞ両手いっぱい
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石川順一
鍋の名は聞きてもすぐに忘れたり鍋自体には銘記無いのも
10
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詠み人知らず
指先で唇なぞり息かかれば 交わる視線に待ち受ける熱
11
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林林
教室に向かう途中に吾転ぶクラスみんなの唐揚げとともに
17
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林林
生姜湯は送れませんか?うたのわの「うたを送る」の道を通って
22
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石川順一
暖房は洗濯物も乾かします有効利用されて居ました
12
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コタロー
裏道でひよこひよこ歩く野良猫と挨拶交はし共に去り行く
9
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inosann
急き立てて「早くパン食べて」と言う妻に義母は悠然とお湯を啜りおり
23
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詠み人知らず
思い出を辿る旅なら慎ましく超速よりも鈍行が良い
24
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詠み人知らず
また何時か こぼるる言葉手のひらをすり抜けてゆき月はおぼろなり
24
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恣翁
切れ切れな 透かし模様の 荒びし絽に 羽衣片しの火取蛾寝なむ
23
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inosann
幾つかの変身パターン持っている本当の吾を誰も知らない
18
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月虹
柔らかく強く包んだホールドが保ち続ける二人のバランス
28
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石川順一
掃除されすっきりとした部屋に居る紙がたまれば請求書のよう
15
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滝川昌之
不自由と感じる日々の繁忙もいつか愛しく偲ぶだろうか
26
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夢士
老いの身を思ひ知らさる冬の夜滑り転がり脇腹痛む
17
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夢士
冬枯れの原一面の黄金草きらりきらりと朝の陽を浴び
19
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inosann
底冷えに震えるからだが引き寄せるストーブの仲は縮まるばかり
18
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石川順一
ぐるぐると地球は回るぐるぐると回る我には天罰下る
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