愚と楽のお気に入りの歌一覧
絮谷新
たまゆらに小夜啼鳥の嗄ればみて少女思へば沖の漁火
19
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桐生賄
お下がりの タブレットにて うたのわに 参加すれども 入力慣れず
23
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inosann
余所行きの妻を褒めるる言の葉を「吾もっと綺麗」とかき消す娘
21
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千映
何となく光春めく庭に出てけなげに生きる花々愛でる
14
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詠み人知らず
この大気 痛み感じる温度なら 負の考えを 保存しそうだ
24
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沙久
茶枯れした 紫陽花に雪が まぶされて 冬期限定 花園開園
17
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沙久
ああ、雪を この身に集め 花束に できたら君へと 届けに行こう
26
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千映
湯飲みなど持てない母は小皿にすディサービスの陶芸教室
13
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只野ハル
庭の梅見ればいくつか大寒に咲き初め背筋を伸ばして見る
18
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夢士
大寒の声聞く今日の風強しヒューとひと声丹沢颪
22
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ハナアルキ
苦しんでもなお苦しんでもみんなみたいにうまくいかない くるしい
5
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沙久
お手並みを 拝見しよう これからの 四年は真価を 問われる航海
24
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へし切
密やかに道辺にありし地蔵尊 孫の笑顔に重ねて見たり
24
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灰色猫
雷鳴に撃たれたような衝撃でしたあなたが残したたった一言
19
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灰色猫
明日にはそれぞれの道それぞれの風に吹かれて旅路を歩もう
23
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ながさき
大宰府の 薄れる記憶 呼び覚ます 飛梅便り 聞かまほしけれ
33
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夢士
雪の降る歌の数多のこの時に雪見ざる事この歌に詠む
22
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詠み人知らず
掬いたい うたに託したその心 何を見せたい?何伝えたい?
11
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美津村
雷過ぎて窓開け放つ病室に雨の匂ひを母は喜ぶ
16
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沙久
天秤が揺れる「いいな」と言いながら 天に任すか恋の着地点
23
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