由良のお気に入りの歌一覧
小夜子
たくさんの「おめでとう」もらう たくさんの「私が生きている意味」を知る
9
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三沢左右
椅子ひとつ我がカーディガンを着せられて け長き夜を じ、と過ぐしをり
16
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あき
君がその背中の羽で飛ぶ気ならこのスカートはやめるべきだな
25
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まがね
ゴジラ岩眺めつぶやくビージーエム ダダダ ダダダ ダダダダダダダ
3
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七色コイン
夕立が降り続くなか灰皿の中はいっぱい(抱きしめたいよ)
9
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まるえふ
この家を出ようと決めた十七歳自分が駄目にならないために
15
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恣翁
商店の 巻かれし日除け 往来の 水たまりにぞ 寒く映れる
17
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ゆみうさ
傷ついた愛を持ちよりほんのりと二人のあかり灯して眠る
7
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雪割草
美しき瀧水織りなす白布が岩に刻むる悠久の痕
11
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まがね
欠ける月何を減らして消えていく涙、ため息、君への思い
7
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たんぽぽすずめ。
眩む野の夏をしのいだご褒美に斜面も満たす桜草かな
9
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光源氏
ほらほらと玉の簾に見ゆる影心騒ぎて時は過ぎゆく
11
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京都次郎
見えぬなら 心の曇を 吹き流し 真の象(かたち) 言葉で映さむ
6
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ゆみうさ
輪郭のほどけるような秋の朝おとこの骨に触れて目覚める
7
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でくのぼう
いまもなほ野原に刺さる漁船あり荒野の村に女郎花咲き
18
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恣翁
土間に鳴く 蟋蟀の声 屋根の上に 昇り消えゆく 星月夜かな
22
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浅草大将
目覚めよと鳴らす喇叭の調ぶるも声ぞ常盤にふらんすの歌
10
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白亜
ほてりゆく身をゆるるかに静めむと胸に満たすは秋雨の香
14
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あき
山肌が紡ぎだしたる白糸は長き旅ゆく水のカラバン
27
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ケンイチ
路地裏の轍に落ちた涙など拾って空にいつかは虹を
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