大埜真巫子.のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
校庭のプールに戻る子等の声元気に響きここは未だ夏
15
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詠み人知らず
夜も更けて話し相手もない吾に虫の音だけが囁きかける
16
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ながさき
全身の 六十兆個の 細胞に 気力を出せと 指令を送る
29
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詠伝
照り返す陽に汗しても夏雲と呼べない空は素知らぬ顔で
17
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詠伝
深海のようだ飲めない炭酸を分け合う君と落ちる眠りは
9
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恣翁
破れ家に夕月入りて 蜘蛛の網を払ひて垂るる幾筋ぞ照る
18
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恣翁
空を行く月の音すら聞こゆなり 感覚をのみ研ぎ澄ませれば
27
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恣翁
菱を摘む娘 頭に花飾り 日の暮れぬるに 男待ちけり
13
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へし切
らしからぬ夏の終わりは淋しいと残暑見舞の居場所をさがす
27
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水ノ衣
叩きつけし言葉の暴力ちらほらと未だに有るかと鎮まぬ怒り
17
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へし切
夕闇をやさしくつつむ仄明かりおわら恋歌胡弓がむせぶ
29
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灰色猫
焦げちゃったコッペパンみたいなミニチュアダックス朝の散歩で友達になる
21
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灰色猫
石造り 風車しかない 草原で 一旗あげる 契りを交わす
12
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ながさき
蓑を着て 四度の冬を 勝ち越えぬ 重要御書は 数多残れり
8
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村上 喬
新風は柑橘系のかおりして光度も照度も高めたようだ
16
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詠み人知らず
例えひとり消えたところで世界は何一つ、変わりはしないのに
2
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詠み人知らず
「わかってる、あんたが頑張っているのは」やっぱり母には敵わないや
3
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詠み人知らず
こんなに泣きじゃくったのは何時ぶりかよりによって父親の前で
6
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詠み人知らず
怒られた事よりも泣けてくるのはそれまで気づけなかった自分
6
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ながさき
捕縛して 我が身の自由 奪うとも 心の自由 捕縛は出来ず
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