桜田 武のお気に入りの歌一覧
へし切
しかたなし降り敷く雨のこんな日はこころ静かに雨音をきく
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小林道憲
暮れなずむ 西山はるか 雲映えて おしろい花の 鮮やかに咲く
6
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小林道憲
久々に 友と話しのはずみいて 過ぎ行く時を 惜しみつついる
5
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灰色猫
あなたへの想いを乗せて一匹のほたるよ渡れ七夕の川
16
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滝川昌之
少しずつ私物片づけ持ち帰る定年までに愛着の机
12
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滝川昌之
思い出すことが供養と命日に母の湯飲みで呑む日向燗
19
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滝川昌之
返礼はホットマンのハンカチに初孫の名を刺繍し友より
14
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ななかまど
海に来て耳に潮騒目に青波われ踏みしめる堅き砂浜
11
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ながさき
裏山の 竹山の竹 静かなり いつまた起きて 暴れだすやら
10
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ながさき
大輪の 大賀のハスは 凛然と 生命の凱歌 泥沼に咲く
11
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バジル
パンジーの花がら摘みをするようにここはわたしが身を引きましょう
12
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バジル
プランターに水遣るようにあなたからちょっと優しいLINEが届く
13
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横井 信
水無月の暮れ行く空にオレンジのちらりと見えた薄い三日月
12
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灰色猫
子供から馬鹿にされない為だけに学ぶなめくじかたつむりの違い
12
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へし切
なつかしく 垣根のうばら咲きにけり 夏色の空 いつもの小径
13
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へし切
待ち侘ぶる 見えない君を闇のなか見えないだけと 君やは在らぬ
12
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滝川昌之
雲の影 走った瞬間 跳び込んで 早苗に隠れる カエル弱虫
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滝川昌之
せっかくの集めた花粉落としつつマルハナバチは次の花へと
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ななかまど
お日様は夏至近づけばてらてらと迷いのなくて真夏日にする
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ななかまど
原発の千トン千基の処理水のタンク見上げて一匹の蟻
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