桜園のお気に入りの歌一覧
月虹
風も無く微かな水球の重さだけ桜を愛でるように春雨
97
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時雨
蛍なす窓の灯に日々冴えて 美濃の細道踏み分けりたり
10
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へし切
我が背を小さきとみゆ 子らの目は逞しくあり されど淋しき
20
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詠み人知らず
月と花 川面に流る街の灯に 乗って飛びたい 懐かしい春
20
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潮月繁樹
来る人と 去りゆく人の 夢模様 泣いた分だけ 桜満開
10
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潮月繁樹
春宵のコンコン狐こんきつね今夜は貴方に騙されてみる
13
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ながさき
偏見と 差別の心 哀れなり 色が黒くて 何故に悪いか
18
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もなca
病院へ母を連れてく春の午後うつろふことは少し哀しき
19
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もなca
今年もまた母とさくらを見上げてるゆっくりあるく病院帰り
18
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風花
竹林の青々光るその先に葉に囲まれた九夜月光る
18
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秋日好
子羊が母の隣でよろけてる生まれたてには優しい風を
19
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林林
三枚の布団に四人雑魚寝する狭いけれども楽しい我が家
115
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林林
闘病中の母に関するメモの束もう使わねど大事な宝
16
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都詩
「祈ってる」と言葉をくれし人々に三日で退院せしこと知らせる
9
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詠み人知らず
寂しさを紛らすために歌を詠み心を映す鏡となりぬ
20
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詠み人知らず
春は来ぬシーズン初の冷房に 走る小部屋は サザンが似合う
12
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月虹
このまま春に飲み込まれようなんて君に言ってしまっていいかな
33
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月虹
車窓から揺れる桜と菜の花と優しい雨に春が潤う
96
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みなま
ひたすらに無事に還れと祈りつつ御守り袋の紐を結びつ
16
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たんぽぽすずめ。
インコさへ寂しがったりする訳で命 全てに感じる心
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