柚々のお気に入りの歌一覧
光源氏
かすれゆく夢の名殘をしのぶれどただ春の夜の風が吹くのみ
21
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光源氏
紫の雲路をながむ凪の夜妙の調べにいだかれながら
16
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光源氏
さらぬだにしきりの月のまぶしさにただ吹きまよふ戀の色風
17
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光源氏
色も香もただひとはなの夢なればせめて植ゑませ忘れじの路に
17
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芳立
去り別れしきりの月のたてる日にかねて泣くらむ雨ぞつめたき
15
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只野ハル
狭き門雲のむこうの知恵借りず自らくぐり桜を咲かせ
12
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詠み人知らず
濡ちふる雨の雫のつぎつぎにつれなき君に会ふよしもがな
13
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詠み人知らず
黎明の神世にうかぶ聖堂は祈りのかける天のきざはし
8
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詠み人知らず
世の中の眩しい彩り消しさって一緒に泣いてくれる雨の日
4
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粕春大君
むら雲の月をし隠す春の夜は柴のいほりも梅が香ぞする
27
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まるたまる
電車から背中を見送る恋人は踏み切りまでは吾を思うか
15
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横雲
散る花に寄り添ひて舞ふ春の宵別れし悔やみ胸に潜める
7
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横雲
音絶えて偲ぶ心の抱かるる春の夜の夢牡丹雪降る
31
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横雲
玉の緒の絶ゆる便りに焦がれつつ歩む川邊の春の雪解く
8
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まるゆ
就活で忙しい日が続いてるだけど毎日あなたを想う
3
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あんて
似たような言葉ばかりを使うのは伝えたいこと変わらないから
10
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栞
ぎこちない二人の間をクスクスとからかうように春風の吹く
16
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芳立
色も香も声もめぐれり春の日は忘れしひとを忘れさせざる
31
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在原紀之
強がりて恋にあらずと認めぬはその心こそ「恋心」なれ
46
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詠み人知らず
みをつくし見るも叶はぬ雨のふるまつも久しきうらみなるかな
8
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