紫乃のお気に入りの歌一覧
ころすけ
どこまでも緑の沼に反射して黄緑みどり深呼吸する
21
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ころすけ
なぜここに生きているのかどこへ行く 回送列車が流れて消える
26
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ころすけ
せがまれて未来ある子に折りてやる紙ヒコーキは水色に飛ぶ
41
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きりあ
若き日の驕りのごとき爆発をひとつ持ちたい心の中へ
13
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薫智
運命に抗うために生きている自分の道は切り開くから
11
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きりあ
無いものをねだる自分をあやしてるよしよしわたし詠ってあげるよ
8
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まるたまる
思惑は互いにきっと違うのだわたしは私の幸せのため
15
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キノシタサトル
とおくまでいけない羽をあげましょう 自由じゃないし不自由じゃない
8
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ライテウ
白鳥が翼広げたそのときに赤子はきみを呼んでいたかな
3
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浅草大将
北風に咲ける花こそ可憐珠羅冬しらずてふ強さ秘めつつ
12
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ほたる
鮮やかな月と夜景が主張する絵画のようなスカイラウンジの夜
8
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逢
そうやってあなたは忘れていくのだろう スケッチブックをびりっと破る
22
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田中ましろ
ひとすじの雨になりたいまっすぐにあなたに落ちていくためだけの
47
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田中ましろ
がんばれと書いた手紙に返信がなくてさよならだったと知った
14
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詠み人知らず
ずっと上だけを目指して足元のおぼつかなさを他人のせいにして
5
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三沢左右
舞ひ融けては目にもあだしき白雪の跡もはかなの君が心よ
17
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御崎 耕
向日葵の背中を見つける帰り道 遠まわりする夏の終わりに
14
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御崎 耕
繋ぎ止める言葉はなくておはようやおかえりがまた擦り切れていく
17
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御崎 耕
さかさまの光を浴びる空の下言葉をなくしてゆく異邦人
22
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御崎 耕
醜さに酔うな弱さに溺れるな昏き言の葉詠うのならば
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