しずく☆・.…。のお気に入りの歌一覧
コタロー
曇天の家の解體現場にて外國人が屈んで話す
4
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コタロー
秋空のお花畑を舞ふ蝶を數へ始めて途中で止める
6
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コタロー
秋の夕雀が群れるクリニック「クリニック」の文字それぞれに乘り
8
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コタロー
生ひ茂る草の空き家を雀二羽飛び立つてゆき空き家に戻る
7
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煩悩
汝が秋の狭間をくぐる鳥なれば一羽となりて共に渡らん
7
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西村 由佳里
ママたちの気迫に押され少しづつ萎えてゆくのは私の声音
8
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灰色猫
秋の夜にりんりん鳴けばしとしとと雨の降りくる鈴虫ほろほろ
14
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灰色猫
脈々と清か流れるせせらぎの音色が病んだ私を洗う
25
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ななかまど
走り根をたどれば太き欅の木葉を脱ぎおれば空の広かり
9
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詠み人知らず
やわらかく小さな小さな息づかい母さんさがして迷い子バッタ
12
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滝川昌之
駅前に塾と歯科医が増殖し子供は虫歯になってられない
18
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可不可
リバウンド繰り返しては肌荒も 見え隠れする月に御団子
10
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詠み人知らず
街灯は光り続けてくれるから歩け迷えるローファー少女
9
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只野ハル
物言わぬ唇寂し秋の風甘いものなど食べたくあれば
13
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只野ハル
思い出も懐かしさもないあの街が故郷なのだただの記憶だ
6
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恣翁
日暮れまで降り続きたる けふの雨 人待ち顔の 薄ら寒しも
17
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ひよこ豆
来る人をそっともてなす秋桜は主居ぬ家けなげに守り
19
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夢士
野をつつむ炎のごとし曼珠沙華そよと吹く風秋の陽ゆらす
23
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へし切
臥し侘びぬ 浮き寝に君を思ひ草 枯れにし後も 逢はむとぞ思ふ
25
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石川順一
マヨネーズ、長芋、シソと若鶏のササミの春巻きおはぎも食べる
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