夢士のお気に入りの歌一覧
デラモルテ
あらたまの望月凛と輝ひて我を見つめん雲を透かして
12
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らてん
甘酒に誘われ舞い込む蛍雪 かじかむ君をよせて「おかえり」
8
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へし切
歳とりて明日これなきと思ふれば跡なき工夫こらして生きる
18
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へし切
侘助の一輪ざしにとわれて儚き命の時を愛しむ
20
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へし切
夕されば米磨ぐ水の冷たきにふと思い出づ妹が霜焼け
30
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光源氏
慕ふれどおぼろに見ゆる君が影今宵身にしむ酔ひのつれづれ
20
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デラモルテ
せきれいの遊び來たれり仕事場にほつと息つき見上ぐ冬空
10
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デラモルテ
人絶えし日陰に朽ちる寒椿雪の褥を待てず散りなむ
13
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らてん
芽吹く音 色附く鼓動 言の葉は 生命を息吹き 舞い唄うよう
8
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らてん
人影に寄り添い包む冬の月たゆたう灯りだけの静けさ
9
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ほの香
陽溜まりて松の門にも春浪漫仕事始めにやわらかな時
9
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ほの香
玄冬に春あおく見て朱夏に咲き白秋めぐりひととせ重ぬ
10
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恣翁
青葉から覗く柚の果 冷ややかに 目覚めさすがに 我が眼を射けり
31
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恣翁
帰らむと言ひつつ 未だ帰らざる故郷を せめて一夜夢見む
34
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恣翁
想ひ馳す 水平線の向かふへと 滑り墜ちゆく未知の球面
30
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恣翁
肩窄め 薄紅の山茶花のごとき女は 氷雨に濡るらし
28
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詠み人知らず
池の端に手を打ちたればいっせいに鳥は飛び立ち鯉は寄りくる
8
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詠み人知らず
路ゆけばいつも気になる柚子の実の葉陰に覗く空の青さよ
20
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へし切
水仙の立ちのすがたをつくろひて荒波の野に耐へ忍び咲く
18
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へし切
黄金つみ説き伏せるがに疎ましき虐げられし島人を思ふ
12
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