詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
何時の世も時代は過ぎて旅にあり絶えることなき流れのように
19
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灰色猫
青空に憧れている土筆たち伸びゆくものを踏んではいけない
23
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灰色猫
一点の魚を突き刺す蒼鷺よ我が瞳をも貫き給え
18
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灰色猫
魂はこの世とあの世を行き来して磨かれたのち珠となりけり
23
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ラベンダー
祖父の死出 見送る勇気 持てなくて それでも時は 刻一刻と
29
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コーヤ
健康で 恙無く年 重ねきた今日、誕生日 めでたきとする。
20
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コーヤ
若木なれ 満開に咲き 輝やきた桜の木々に たくましさ覚ゆ
16
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へし切
今ぞ知る侘しきものとひとり寝の枕片去る 春 宵宵に
27
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滝川昌之
大宰府の数輪となる飛梅になごり雪ふり見まちがう白
18
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詠み人知らず
春よ来よ しじまに漬てるこの宿に 笑みの響まふ 春よ早よ来よ
12
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詠み人知らず
すやすやと 星空のもと眠りゐる 子猿に甘露 零す月影
12
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詠み人知らず
囚われし胸苦しさぞ 鍵として 外し逃げたき 涙の鎖
11
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詠み人知らず
支えられ新たな癒しの持てる今 それでもきみがまだ胸の隅
14
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夢士
マスクして行き交う人のなかに在り泪拭きふき駅へと急ぐ
14
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詠み人知らず
風雅なる 花は花なり しかすがに 樒の葉 果実 毒持ちてあり
14
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石川順一
朝の雪後で聞きたり昨日の雪は夕暮れ道路を濡らす
14
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藤久崇
日を浴むる 梅咲く汀に 子の和く 遊べる春の 世やな絶えそね
21
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石川順一
肉団子その他野菜や糸コンを取材して居る五月蠅がられる
13
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絮谷新
水底に眠る金貨を思ふときふと鳳仙花種の撥ねたる
30
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リクシアナ
雪どけの枯れ芝草の新芽立ち歩む夢みし青き初靴
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