詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
水月
優し声くすぐる心甘く染みほどける想いふいに浮かんで
13
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横井 信
君の味 子供の喜ぶ カレーライス みんな大盛り ご飯が足りぬ
12
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横井 信
前よりも 動きが悪い 下り坂 空は青いよ 鳥も巡るよ
10
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Chico
きみ恋し 裁縫箱に遺されし 釦 銀河にささめく夜は
20
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Chico
恋しかる裁縫箱にふぞろひの釦銀河のささめゐてをり
15
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千映
天満宮合格祈願の撫で牛の首から上は光輝く
16
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このは
もくもくとお菓子を焼けばしずかな夜煩わしきはしばし忘れて
7
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コタロー
一日の疲れを癒すベット上古きロックが悲しく響く
11
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ななかまど
冬の碧冷えたる空に地塗りして葉のなき木々の姿を映す
15
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コタロー
今日の日の樂しき事も嫌な事もブラックホールに吸ひ込まれてゆく
12
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灰色猫
日々のなか小さな不幸を集めよう些細な幸せ感じるために
18
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灰色猫
君だけが信じてくれた憧れが冷めないうちに味わうポタージュ
17
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コタロー
暗闇に瞬く星を仰ぎ見る遙か彼方の異國の人と
9
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滝川昌之
保線夫が朝にくつろぐ立ち飲みの頭上を君の車両が過ぎる
25
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コタロー
野良猫の黒い子供が幼くも闇夜に溶けて消えてゆくなり
9
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コタロー
暗闇を切り裂くやうな父と子のキャチボールの音が響けり
10
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へし切
冴ゆる日の炬燵に入れば温もりに巡る思い出まどろみの中
23
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石川順一
好みたる蕪村の菜飯が気にかかる選句の忘れも思ひ出したり
14
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ななかまど
小春日は猫の背中に春すこし置いてゆきたり縁側の春
12
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灰色猫
薦を着て誰人います貧しさの野辺に微笑む花の新春
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