煩悩のお気に入りの歌一覧
石川順一
街中を撮影すればユトリロの絵を思い出す投函し行く
16
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石川順一
暖房を付ければ共湯も激しくて北斗の拳の懺悔と思ふ
12
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千映
喘息の息子に効果覿面の剣道すすめた夫に軍配
19
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千映
テンションの高き母には胸の内「抑えて抑えて」私疲れる
10
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滝川昌之
夜更けには雪へと変わるイブだから待っているのはあの日のあなた
26
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へし切
歳ふれど心は常に若くあれ夢な無くしそ身は枯るるとも
29
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千映
愛の鞭受けた二男が一時間こたつで籠城根性今も
11
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横井 信
道端を駆け抜けてゆく ランナーを 静かに揺れて 見守る椿
14
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詠み人知らず
母さまが はじめてわたしに こころから謝って、下さった 謝って下さった
14
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詠み人知らず
繰り返し震える涙の声をして憶良の歌をうたいし鬼子母
13
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灰色猫
言の葉をひとつ拾ってあげました名前を聞いたら消えてしまって
16
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灰色猫
真夜中の眠りのなかで掴まえた言の葉紡ぎそして忘れて
15
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灰色猫
紡ぎゆく言の葉だけじゃ伝わらぬものがあっても諦めないよ
18
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灰色猫
精霊を信じているの呪いにも言祝ぎにもなる万象の歌を
18
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石川順一
配信の停止は中々できぬ物容易にできるものからやれり
12
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詠み人知らず
傷持ちて我が苦しさを障害を吐露したる時母は謝意みせ
13
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詠み人知らず
愛深き人であるゆえ哀深く障害個性と思えぬ母神
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詠み人知らず
己こそ狂気であったか問う母は今は古希にも手が届く年
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詠み人知らず
私はわたしのなかで一つだけ特別みたいな私の名がすき
10
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詠み人知らず
沢山の笑顔を支うる画板持て嵐の跡を歩き出す陽よ
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