詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
季を捉ゑ歌詠み過ごす日々のあり蛙鳴く音よ青葉の風よ
11
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夢士
川筋の彩り映ゆる芝桜川風切りて燕の行く
16
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萱斎院
花待ちし人の心のうつろへば うき世の中に春雨ぞふる
14
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クロネコ
花見ては 春を憂いし 思いける 幾年前の 若き時分よ
6
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クロネコ
水注ぐ 清流の園の 縁側で 抹茶を啜りし 味わう京都
6
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詠み人知らず
逆風に怯むことなく黙々と 大黒柱は坂道のぼる
13
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詠み人知らず
浮かんでは震える自責の黒歴史 クリックひとつで消せればいいのに
10
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詠み人知らず
雑草と思へど摘めぬ 側溝の隙間 一途に笑めるを見れば
15
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煩悩
夏の立形水飲水栓にて洗眼している瞳が睨む米軍機
7
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煩悩
水渡りゆくオオアナコンダの夢を見た朝におとずれる雨季
7
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煩悩
名もない大楠にてひらかれるゆるキャラたちのフリーマーケット
6
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石川順一
図書館に殆ど行かなくなる日々に道路交通法も気に成る
12
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石川順一
風呂にまで意図があるなら戸惑いぬ少し花冷えそれでも十六度
11
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石川順一
クマンバチ人を襲わぬ温厚さ不気味な低温唸りで誤解
10
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KEN
いにしへの峠辿れば藪椿燃え落つ紅が蹈み跡照らし
13
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KEN
白津立て雪どけ便る水邊にてうつむき咲きし堅香子が濡れ
9
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KEN
いつつむつ椿降り積む水鏡儚き小波君影搖らし
12
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灰色猫
はらはらと桜花が描く曲線の舞ゆく先は初夏のてのひら
24
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灰色猫
ゆく道に新たな道に華やかにふたりに春が舞いますように
22
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滝川昌之
気まぐれな猫のアクビと春の風 砂塵で車に並ぶ足あと
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