詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
早春の港に屯すゆりかもめえびせん求め群がり啄む
25
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灰色猫
冬眠す大三角はデボネラの白き光に想い託して
18
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灰色猫
星屑を込めたレジンの首飾りしっかり結んで海へと潜る
20
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灰色猫
美しき筆跡を持つ歌詠みは杏の花を手帖に零す
32
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詠み人知らず
独善に気づきて感情吾をのみ 黯とし深き水底に澱みぬ
18
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詠み人知らず
眠りたや 吾の吐く絹の繭のなか 汝と絡まるれば地獄の釜も
12
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夢士
誘われて見上ぐ大空月冴る弥生九日満月近し
18
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コーヤ
野に出でて 花咲く春を 歩くたび 祖母と手繋ぐ 温もり浮かぶ
19
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石川順一
踏み台と椅子に使える二段式ちょこっと座れるステップ届く
11
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コーヤ
野の草や 微笑む花に 春の風 そよぐ舞い音 ワルツにきこゆ
17
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千映
我が息子「被災地で活躍したよ」口癖の彼 一周忌来る
15
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詠み人知らず
春の雪ひねもすボタリ直線で 落ちてくるから 危険な情緒
15
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夢士
今日の陽は毛布乾くよ春うらら花粉も舞ひて毛布に留まる
14
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夢士
鏡見て微笑む人や羨まし眉うすくなる麻呂は悲しや
17
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まあさ
蕗の筋 すーっとすーっと 取る時の 早春の香に 胸が膨らむ
26
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秋日好
曇天にハローと啼きて飛び過ぎるかもめは知人か術者なるらむ
15
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秋日好
ぶら下げて要らないものを振り落とし ゆらゆらとふるべ 魂ひとつなれ
17
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inosann
借金を政府のと言わず国民のと デフォルトしない日本の現実
16
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恣翁
蓬髪ぞ 一思ひにし截ちつらむ 雨暖かく 降り続けるに
19
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灰色猫
涼やかに夏空に鳴る風鈴は家族に及ぶ邪気を払いて
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