詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
雨が止み山吹色の枇杷の実の朝陽の中で艶めく産毛
31
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へし切
短歌と顔 似合わないとは貴女がね きっとモダンで素敵だからさ
27
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詠み人知らず
庭に咲く青白ピンク傘の花家族の笑顔浮かびてきおり
22
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コーヤ
コツコツと習い続ける書の道で極め咲かせる時を夢見て
18
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コーヤ
咲く百合の香りの中に佇めば疲れた体癒されていく
20
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関山里桜
夏の野の姫百合ほどに可憐ではないけどどうかそばにいさせて
9
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関山里桜
思い出が靄に抱かれ愛おしく見ゆる日差しの白き夏の午後
10
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まあさ
数ミリの 右手親指 ゆび先の 傷が私の 暮らしを阻む
26
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へし切
夏の夜は夢をはかなみ微睡めばいや儚にも明ける朝かな
27
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中野美雄
撫子の薄紅の花咲きにけり愛でて植ゑにしきみはゐなくに
14
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野々花
哀しくはないのでしょうか雨に濡れ遠くをみてる黄色いキリン
25
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滝川昌之
自らの怠惰を悔やむ梅雨雲の嗚咽のような遠雷を聞く
24
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詠み人知らず
藍色のカップに香れる珈琲と雨音だけを楽しみており
25
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中野美雄
松の木末を逝ける夕雲ふと氣づく膝にいだかれ見あげゐしこと
5
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夢士
屋根瓦ギンギラギンと輝きて事務所の内はエアコンの音
16
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灰色猫
ご褒美の贅沢スイーツ食べながら心の隅の孤独を癒やす
30
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中野美雄
しげれる桑ゆらせゆらせる眞黒きは紅き実食ぶる我おほ鴉
9
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秋日好
涼みゆく庭でうたのわ開いてるこれがお初と笑いたくなる
15
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秋日好
父はもうテニスがしたいと言い出して母を病人扱いしている
17
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詠み人知らず
励まする君の 言の葉くさぐさは 心の乾燥 潤ほす妙薬
20
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