秋日好のお気に入りの歌一覧
夢士
梅雨晴れや姿勇まし子蟷螂エコカーテンの葉影より出ず
14
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詠み人知らず
いつからか貴方の面影うすれゆく赤い金魚のゆれる水槽
20
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inosann
靄かかる駿河の海はあやふやで定かならざる天との境
25
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あまおう
ワイン飲みフルーティーとか宣いて 俺のほっぺは みるみる赤い
19
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南美帆
笹の葉に結ぶ短冊雨に濡れせめて彼らの逢瀬を祈る
9
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へし切
我が妹と一夜の逢ふ瀬夢願ひ星空見上ぐ七夕の夜
26
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祐鈴
「ネイマール骨折した」とコンビニで高校生が話すニッポン
10
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あかる
天地のあわいを行き来する水の終の住処を思う長雨
8
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河のほとり
夜半にふと思ひ出てたるおもかげもはかなき闇にきりぎりす鳴く
12
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つゆくさ
感情で走り出す我止められず理性の手綱でひき止めた君
5
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みなま
硝子越し雨粒の描くタブローに色おいていくラジオの声が
6
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みなま
だいじょうぶ時々来るねと覗き込む蝶々だったり蜜蜂だったり
11
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あまおう
梅雨空に まやかし灯る 月と好き 滲んで消えぬ きみの戯れ言
29
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聴雨
散りいそぎ天を仰げる白むくげ糸撚り落つる雨を掬びて
24
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詠み人知らず
女子会で 好きな男子を 発表す 人気ない彼 実は私の
3
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南美帆
出逢いから新たな扉開いてく天国地獄どっちでもいい
11
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南美帆
土砂降りでコンビニ軒を借りる夜君を想うよ迷子の子猫
7
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へし切
ままならぬ浮き世にあれど上を向き生きよと諭すひまわりの花
49
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詠み人知らず
夕映えに染まりゆく空うろこ雲ビル群の上ゆうゆうおよぐ
14
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紹益
古き歌 一語一語が 懐かしく 帰りたいのは ふるさとの空
34
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