詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
雲流れヒューと鳴く電線の大波小波縄跳びのごとし
22
もっと見る
幸子
蝉時雨降られ立ち寄るあんみつ屋雨音ききつおしゃべりの尽きず
16
もっと見る
藤久崇
我もまた 寄る辺に巻ける 瓜の花 恵みの露に 倶に今咲く
21
もっと見る
横井 信
雨だれの雫を弾く緑の葉しばしの雨に我が身を晒す
12
もっと見る
横井 信
混み合った電車に揺られ見つめてる茜に染まる空の色むら
12
もっと見る
滝川昌之
明け方にタオルケットを手繰り寄せ暦どおりの秋を迎える
28
もっと見る
夢士
ああしたらではこうしたらと繰り返す歯痒さ覚ゆ秋の夕暮れ
17
もっと見る
夢士
涼風に雨音激し秋立つ日虫の音止みて雨水流るる
16
もっと見る
朝露
夫逝き子も巣立ちたるこの家で足掻く自分に雨音優しく
20
もっと見る
詠み人知らず
人の往く道 我儘に横切らば 轍 障りて蹴つまづくべし
12
もっと見る
詠み人知らず
この地球を焼き尽くすがに襲いたる酷暑のひずみ聞けば恐ろし
14
もっと見る
へし切
秋の音を探しもとめて 夕涼み ならす扇の音もさやかに
26
もっと見る
ひよこ豆
訳もなく不安になって焦る吾をなだめるような拍子木の音
23
もっと見る
コタロー
八月の酷暑の中を歩きたるヒロシマと我比べる爲に
9
もっと見る
藍子
広島の空に広がる黒い雲再び起こすな何処の空でも
24
もっと見る
深谷真雪
メール一通そっけなく告げる「貴意に沿いかねる結果に」 わかってるから
7
もっと見る
詠み人知らず
犬の真似の質が向上したろうと思える劣化の止まぬ脳から
7
もっと見る
北窓
二年間後悔ばかり数えてる食べさせたかつたあの日の西瓜
7
もっと見る
詠み人知らず
川沿ひの古墳地帶に降る雨はひとの營み癒やす泪か
10
もっと見る
恣翁
線香の 微かに匂へる仏壇に 新たに祀る 白木の位牌
26
もっと見る
[1]
<<
141
|
142
|
143
|
144
|
145
|
146
|
147
|
148
|
149
|
150
|
151
>>
[159]