幸子のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
潮引けば 透きて蒼穹映したる水際 眩しく眇めたりけり
12
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秋日好
漕ぎ着けた誕生日には奮発のジーンズ贈りお出掛けしたい
17
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秋日好
童時の好物にあり母の出汁高野豆腐の味と食感
17
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秋日好
熱夏去る 手元に残るマグナムを毛布にくるまり頬張る夕べ
18
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詠み人知らず
落陽が薔薇と染むる筋の雲 愛しき人の天へ流れな
21
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詠み人知らず
濁る世に塗れてあるに美を見るや センシティブなる歌びとの眼は
14
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詠み人知らず
搗ち合ひて 悔し紛れの謗言を吐かるるも笑み 吾は勝ちたり
12
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詠み人知らず
見守られ終に果てにき 阿弗利加に昔ばなしのひとつ増えたり
15
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つちだゆういち
謎めいた私のベール剥がれれば貯金もなくて野心もないの
13
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千映
老夫婦車手放しバスの中会話もなきて静かな時間
14
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千映
例年のごときお盆は定休日店の張り紙ほのぼのとす
12
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千映
片肺で呼吸している母さんのあと半年の寿命悲しや
14
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ひよこ豆
桜の葉ぽつりぽつりと色を変え小さな風に一葉落ちる
15
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千映
盆提灯準備の気力失せたのか飾らず過ごす老夫婦いる
16
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恣翁
半通夜の風の 肌に染みたれば 薄衣の袖 掻き合はせけり
20
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詠み人知らず
卒業をしてしまってもう掴めないもどかしさのなかぐずるジュブナイル
11
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コタロー
夏休みトランペットの音聞ゆ未來へ向かひ日々の練習
7
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コタロー
休日に車を洗ふお父さん無心になりて我に氣附かず
4
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コタロー
老人が日燒けの身體見せてゐる平成生まれに未だ負けまいと
10
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ひよこ豆
真夜中にうたた寝すれば覚えなきアラームの鳴る午前一時に
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