みろくのお気に入りの歌一覧
夏恋
沈黙は金だなんて嘘ばかり濡れ衣幾つも着せられていた
14
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夏恋
あの蒼いちっさな君のアパートの部屋をシチューの匂いで埋めたい
34
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夏恋
昼休み交差点ひらり紋黄蝶なんだかメルヘンチックなんです
12
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夏恋
手間かけた仕事を見事掠め取り我が物顔の若きシレモノ
9
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夏恋
こそ泥にこそ泥呼ばわりされてたと全く持って不条理なりけり
11
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恣翁
軽やかな空気を揺らし 娘らの 猫の戯るがに 花を摘みたり
25
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恣翁
娘から 合格したと 電話あり 獨り異郷で 祝杯を擧ぐ
241
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詠み人知らず
恋ひ焦がれ 逢い見ての後 天翔ける 心の花の咲きたるぞかし
21
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詠み人知らず
繁忙期 過ぎても続く 年度末 休みたいけど 貧乏暇なし
26
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詠み人知らず
指離れ 淋しげな微笑ひとつ咲き 雨にとけゆく きみの残り香
58
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みやた〜
花いまだ蕾のころに置いてきたほんたうのつきかたをとりに家へと
4
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千映
古漬けの胡瓜の漬物美味しそう義歯で上手にパン食の中
11
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秋日好
フィギュア・ペア「男がうまい」と呟いた夫婦の嬉しいシンクロ具合
17
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沙久
花吹雪貴方を隠す憎い人心の機微さえおあずけなんて
18
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沙久
どれどれ、とおでことおでこをくっつけて体温読み取る母の額よ
29
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inosann
海原を一艘の漁船すべるごとに舳先上向けば今にも飛ばんか
23
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秋日好
今日こそは芝刈りをするそのかわり靴を賄賂に自分に贈る
16
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秋日好
少しだけ養生しよう図らずも馬手が弓手を傷つけた日は
18
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千映
故郷を京にもつ吾が今一度良さをゆくりと味わえる歳
12
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秋日好
去る友にリボンで束ねたヒヤシンス花の匂いが目尻に残る
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