詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
吉野 鮎
爽やかに若武者なりし十四歳穩やかに話す言の葉選びて
18
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吉野 鮎
恐るべし十四歳の腦細胞盤上に積む駒の明晰
16
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び わ
電話鳴る新介護職応募して難聴のみ(吾)に採用通知
15
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inosann
外回りの職ながくして「雨恨む」辞めて今なお奥底に巣食う
22
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inosann
少しでも濡れさせまいと差し掛ける運転席より妻の出るとき
20
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詠み人知らず
吐息つき ひとりで酎ハイ呷っては 反省しつつも 葱間が浮かぶ
12
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詠み人知らず
望まるる人になり得ず侘びしかり 力尽くせど立つ瀬もなきに
15
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まあさ
これからは 亡母が知らない 日々を生く いけるとこまで ゆっくり歩く
26
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秋日好
負うことを堪え忍べないと泣かないでひとりの君を憂う眼差し
18
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浅草大将
枯らさねば花咲くこともあるべしと青人草を野に守りつつ
13
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秋日好
乾かした球根の下鉢底にダリアの碧き双葉が三つ
21
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千映
お泊りに大人のぬりえとドリル持ちメイク終え母 車乗り込む
14
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秋日好
二心なく吾の名を呼ぶ若き声貴重であったとこの夜に気付く
21
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夢士
暴風雨あけて路肩の白き傘骨折れ破れ捨て去り置かる
19
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へし切
梅雨空に君を偲べば面影の涙に滲むしもつけの花
21
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石川順一
椋鳥の狙ふユスラウメ甘し雨後の光を浴びながら飛ぶ
12
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詠み人知らず
子供らの靴やノートやランドセル 此処にあったら 泣いてしまうね
21
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あゆか
満月の道に一枚法隆寺十円拾い消費税オフ
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あゆか
月明り窓のカエルが動かない今宵まぶしやあの人恋し
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コタロー
強くても「ゴジラ」「怪物」似合はない藤井四段は謙虚な「天才」
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