デラモルテのお気に入りの歌一覧
聴雨
月影の中にただよふ愛しさを如何に綴りて君に捧げむ
12
もっと見る
詠み人知らず
やわらかな季節はふわりたんぽぽの綿毛にのって遠く旅立つ
25
もっと見る
聴雨
ぬばたまの夕べ君詠む恋歌に今朝咲く白き花のしをりを
13
もっと見る
聴雨
朝まだきおぼろ野に立つ紫のひときは冴ゆる夏あざみかな
10
もっと見る
桜園
花をつみ髪にさしくれし幼子の顔浮かびくるれんげ草の春
26
もっと見る
詠み人知らず
満ちること躊躇うように揺れながら水面に浮かぶ淡き春月
39
もっと見る
紫草
幼子に会釈をされて笑み溢れすみれ群れ咲く卯月を歩く
24
もっと見る
詠み人知らず
花冷えに遠回りして仰ぎ見る桜小路の名残惜しさよ
32
もっと見る
桜園
梅咲いた花疎き夫の声はずみ黄梅咲くをともに見つめむ
29
もっと見る
まぽりん
うぐひすの来鳴きとよもす梅が枝にいたくな降りそ宵の春雨
27
もっと見る
ふきのとう
白壁に歴史刻みて倉敷に流るる川は清く澄みたり
22
もっと見る
光源氏
面影を幽かにしのぶ虚無の月後ろ姿はわび濡れてをり
21
もっと見る
ふきのとう
はらはらと舞いては消ゆる淡雪のはかなきいのちは散る花に似て
15
もっと見る
みやこうまし
せきれいの浅き水瀬に足ひたし確かめている春の微温を
26
もっと見る
詠み人知らず
道端の猫と眼が合う猫逃げる 向こうで振り向く 君に似ている
32
もっと見る
桜園
光さす窓を開ければ紅梅に止まりし目白音たて飛び立つ
28
もっと見る
紫草
わが内部に対照的な影をなすふたつの心並びておりぬ
32
もっと見る
ふきのとう
久かたに鏡に向かひ紅させば春の光はやわらに照らす
26
もっと見る
もなca
きみに寄せ弾く夜想曲つむぎゆく音はたゆたう月明かりの果て
21
もっと見る
市川春水
停車場でドアが開いた一瞬にふわりと梅が乗車してきた
35
もっと見る
[1]
<<
141
|
142
|
143
|
144
|
145
|
146
|
147
|
148
|
149
|
150
|
151
>>
[156]