秋日好のお気に入りの歌一覧
灰色猫
たのしみは馴染みの店のラーメンを汁まで飲み干す恍惚の時
4
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詠伝
たのしみは立入禁止の屋上から己が死体を俯瞰するとき
5
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葉月きらら☆
何色に染まるのだろうあの人は彼ばかり見てそして私も
17
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桜井凛香
本性をみせましたねと冷静に鏡に映ったわたしが笑う
11
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詠み人知らず
草刈ればむせる草の香迫りきて生きる主張をひしと感じる
21
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みなま
夫のスーツ処分の仕方説く義母は隙間を何で埋めるのだろう
15
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へし切
吾は未だ悟るを知らず現世の欲に駆られて煩に耐へ得ず
23
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デラモルテ
台風の過ぎて輝く十五夜のまろきま白き澄みわたる空
12
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聴雨
紗をまとひ今宵の月を待ちゐたるため息しろき玉梓の花
17
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みん
借りたいと思った本が貸出中 こんな感じで日々生きてます
17
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南美帆
離陸して三千フィートの世界には青と白だけ静かな地球
8
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恣翁
唇を紫色に染めながら プールに戯るる少女ぞ愛しき
21
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南美帆
機窓から見下ろす海や大陸に国境なんて見えないんだね
11
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紹益
軍隊は 政府政権 守れども 国民守る ものにあらじと
14
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紫草
黄昏の木立の中の濃き緑ときに手触れし君の指さき
15
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へし切
此れと言ふ変わりなき日を凡に生く唯それさへも老い身は辛き
24
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みなま
永らえていいのだろうか永らえることはギムかと問う蝸牛
17
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南美帆
それぞれに自分が真ん中だと思う日本は世界地図の端っこ
8
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つゆくさ
恋すると気持ちが勝手に進んでくちょっと待っての言葉も聞かず
10
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小林道憲
峠より開けし平野眺めれば 二筋の川光り輝く
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