詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
バロンマン
田は黄緑に背景の山は緑濃くグラデーションの車窓は楽し
9
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滝川昌之
「存分に輝きました」とヒマワリは首(こうべ)を垂れて夏を見送る
31
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千映
片肺で呼吸している母さんのあと半年の寿命悲しや
14
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千映
六歳も若く見られてルンルンに介護の疲れどこかへ隠す
10
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藍子
語部の口からこぼれる言の葉を拾い集めた終戦記念日
18
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ひよこ豆
賑やかなお盆休みの残像にぼんやりひとり雨音聞く
25
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藍子
長崎の青空に浮く白い雲七十二年の時は流れて
20
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ひよこ豆
戻り行く子達の笑顔が曇らぬように母のわたしは元気でいよう
16
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石川順一
毒殺魔長崎原爆ごちゃ混ぜに重大事案と向き合えるのか
14
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月虹
一生のどこにいるかはまだ誰も知らない現在進行形の夢
32
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KEN
さるすべり寺のきざはし朱に染めて何を示すか御佛の下
21
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コタロー
名優の津川雅彦旅立つて昭和がだんだん小さくなりぬ
5
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KEN
熱線に燒かれし聖母その姿過去と思ふな未來と思え
19
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KEN
鶴を折れただひたすらに鶴を折れ折る術知らずば心に鶴折れ
14
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石川順一
旨甘やまろやかキムチエバラだな多分エバラだ推測となる
15
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ひよこ豆
夕まぐれバックミラーの空模様もっと見たくて遠まわりする
33
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ひよこ豆
ふわふわの薄オレンジの海のよう夕日と雲の織り成す刹那
19
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滝川昌之
「今がいい」そんな時間は短くて移ろう日々と家族のかたち
34
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林林
群馬にも大き地の揺れあの人もあの町並みも元気だろうか
18
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横井 信
夕焼けの濃くなってゆく山の端へ青田を渡る一筋の風
15
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