詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
みろく
好きなもの最後に食べる君の癖 薄荷ばかりのサクマドロップス
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へし切
雑草の根性みたり道の端に生えも生えたり舗装の割れ目
26
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へし切
悲しいね悔しかろうね旅立つはまして愛する人を残して
28
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あゆか
山ウドは風にしなって背を伸ばす切ってもすぐに新芽をつくる
14
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あゆか
ナス苗がしかっり根付きあしたから獣対策ネットをはろう
13
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滝川昌之
父の日にもらった「短歌・入門編」 日頃の家族の苦悩を想う
21
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コーヤ
夕暮れのひかりを浴びて鳳仙花おどけたように飛び舞い散って
17
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コーヤ
瓶に挿す薔薇の微笑みゴージャスな女性の姿思わせ見せて
18
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中野美雄
なんでもいい例へばノートの一頁じつと受け取る そのメッセージ
7
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中野美雄
水田の若苗ゆれて鷺のしろき首にきらめく日のひかり
7
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滝川昌之
年を経て生活道路は徐行する沿道のユリ、アジサイ笑う
18
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雪柊
先生に渡す手紙は折り紙に笑顔いっぱい 水色クレヨン
23
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雪柊
逝く者も残される者も哀しくて別れは運命と知るも哀しく
27
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夢士
降ればふる降らねばふらぬ一かゼロ何処に在りや梅雨らしき雨
17
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石川順一
チャーハンに卵の殻が混じりたりがりりと噛んだ智恵子を想起
16
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月虹
本当にあなたを忘れてしまいそう風の音だけ聴こえる夜です
63
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あゆか
鉛筆をにぎる右手にタコ二つ袖で隠すな勲章と呼べ
13
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千映
詠めない日無理して詠まぬそのつもりそれも何だか寂しいもので
15
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コタロー
雨上り狹庭に出ればダンゴムシ太古の姿で群れてをるなり
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灰色猫
海底へ沈む国家を憂いつつ傘をたたんで雨にうたれる
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