詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ひよこ豆
さんま焼く音を聞きつつ待ちきれず大根おろしで冷酒ひとくち
21
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ひよこ豆
柿色の夕焼け雲を引っ張りて飛行機雲は夜に隠れる
18
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へし切
鎮魂の思ひをこめて 核兵器の無き世を願ふ 長崎の鐘
25
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横井 信
駅前で優しく浴びたにわか雨あがって聞ゆ秋虫の声
14
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滝川昌之
何フィート高くなったか秋空よ夏色褪せる雲を散らして
28
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バロンマン
また一人待つ人減りし盆帰り縁側ポツリ猫が佇む
26
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バロンマン
人間のわずか百年の一生も千年大樹も同じ一生
18
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バロンマン
快晴の車窓から見る夏富士の裾野の長く雄大なこと
9
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しずく☆・.…。
墓前には 水と供えし 雪解けの 川の畔の 勿忘草を
23
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しずく☆・.…。
萬灯に 優しく揺れる 影法師 傍に居た日を 唯懐かしむ
27
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石川順一
虫の音はスズムシ蟋蟀だけでなくカネタタキまで加わり始め
19
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詠み人知らず
怠き身は炭火に烟る肉の香に 重きペダルの回転停めてき
10
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詠み人知らず
何事か挑みて確と陽報のあらば誰でも挑みたるべし
11
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横井 信
蝉の声 背中に浴びて歩き出す道に広がる優しいひかり
16
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へし切
夕暮れて風は涼しく処暑のそら鳴く音も変わる蝉のこゑかな
23
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横井 信
傾いた日差しを浴びて柔らかに草の影揺れ 赤とんぼ舞う
19
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ひよこ豆
桜の葉ぽつりぽつりと色を変え小さな風に一葉落ちる
15
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ひよこ豆
のんびりと夕焼け雲を眺めつつ川風の吹く家路を歩く
13
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コタロー
朝ぼらけ鳩が首振りゆつくりと横斷歩道の眞上を歩く
4
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滝川昌之
子どもらの網をかわしてホバリングまだまだトンボは秋に停まらず
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