煩悩のお気に入りの歌一覧
横井 信
頬撫でる 風に告げ行く 旅立ちを 星の瞬き 眺める夜に
14
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石川順一
大根で繊維をたっぷりとりすぎて屁も多く出る昨日の夜
10
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石川順一
豆乳でたっぷり大根しゃぶしゃぶしロールケーキと噂を聞きぬ
8
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石川順一
柚子湯風呂カボチャの天ぷら冬至なり昼餉はチャーハン野沢菜なのか
9
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吉野 鮎
むしの風ゆらりと玻璃戸すり拔けて吾裡を穿つ凍刃のこせり
12
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吉野 鮎
知る人ぞ知るありやうを聽きはけて凍る玉座に響く蟲の音
12
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吉野 鮎
三樣の意圖絡み合ふ冬至の陽射しくる路に薄き影曵く
19
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吉野 鮎
一途なるやけに重たき純情に八百萬絶句の微妙な女神
14
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吉野 鮎
きみが首掻つ切る夢に目覺むとき復讐する吾の氷のキスを
7
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滝川昌之
格子戸にリースを飾る違和感を持たせぬセンスが銀座なんだね
23
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へし切
歳ふれば何かはあはれならざらん暮れゆく空のこの三日月は
20
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横井 信
暖かき 夢の世界へ 連れてゆく 離れた町の 鉄道の音
16
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横井 信
オリオンの 三つ星並ぶ 冬の空 見上げて歩く でこぼこの道
14
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横井 信
ゆっくりと 少しずつでも 進んでく 変わらぬようで 戻らぬ時間
19
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秋日好
霜取りを勝手に始める冷蔵庫大掃除とみてつきあうしかない
15
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秋日好
好きな曲開いて見れば二楽章細切れの知のパッチワークを
12
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秋日好
初めてを共に過ごして夜が明ける障子の外に貴の春の歌
14
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灰色猫
凍てついた玻璃戸ひらけば色のなき身を切る冬の風の舞い込み
19
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灰色猫
刃でもわたしはわたしを研いでゆく優しさなんて学ばなかった
14
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灰色猫
この頬をかすかに切った冬風は別れを告げにきたのでしょうか
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