夢士のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
生を受け命戴くことだけで選ばれし者と神は説く
15
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詠み人知らず
ことことと白ねぎ煮ゆる彼岸過ぎ初潮むかえし子のうなじ白く
5
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恣翁
をかしきに 脆き胡蝶の標本のやうに 少女は身じろぎもせず
31
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詠み人知らず
しろがねの髪うつくしき人去りし家桜咲く赤子の色に
15
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朝がお
あれこれと模索したとて為るがまま浮世は不思議ふわりふわりと
7
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もなca
もうすぐともうすぐだからと待つことのやさしさ告げてふる花時雨
23
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ほの香
父が逝く 心電計など見てないで その手を握っていればよかった
83
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へし切
然らぬだに永久の別れの悲しきを煙のゆくへに思ひ置くれば
23
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日向猫
そこらじゅう探さなくても春だらけ 珊瑚樹の葉も真っ赤に燃えて
26
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詠み人知らず
燭台のように凛々しい木蓮に霜のまとわる残酷な春
6
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詠み人知らず
喜寿のあとひととせ無事に過ごしたる電話の向こうの父の柔声
9
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朝がお
手をつなぎ体温感じて歩む路地小さき幸は恭しく
11
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恣翁
海中の難破船のごと 蒼褪めし空に 沈めるパンテオンかな
21
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詠み人知らず
これまでもいろんなものを無くしたわ 残ってるのはこの命だけ
9
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もなca
夕闇にあわきひかりを放つごと木蓮の花の白きわだちぬ
21
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inosann
神様は分け隔てなく愛したい気持ちにおいて平等であって
17
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inosann
心配の心のこして後にする語れど本音聞けぬ客宅
8
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みなま
春雨はあたり煙らし繭となり私を濡らしばらばらにする
9
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みなま
満開の桜に君とみとれてた二度とかなわぬふたりの春よ
6
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詠み人知らず
憎しみを放棄するなら仕合わせが 一方的に押し寄せて来る
21
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