詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
もみじ☆彡
ゆく夏を引き留めようと蔓絡め晩夏の朝顔青も切なげ
8
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横井 信
過ぎてゆく夏を追いかけ吹く風の生まれた海に満ちてゆく月
20
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ひよこ豆
ひとり夜に昼間の景色うたに詠む 下手なうたでも淋しさ忘れ
16
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ひよこ豆
強風に負けずに響く風鈴が力尽きたか音ごと落ち行く
19
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バロンマン
季節を読めぬ時代になりて庭の木々が秋に向かうか戸惑っている
14
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コタロー
蟬の聲パタリと消えて空蟬の背中の穴に秋風の笛
15
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コタロー
蜘蛛の圍の風に膨らみ又戻る蜘蛛は漁師かじつと構へる
8
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もみじ☆彡
目の縁をかすめる茜追い見れば青空高く秋津風切る
13
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横井 信
幾重にも重なる雲を押し流す風は暴れて僕はよろめく
19
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コタロー
日が沈み月の光に誘はれて蝙蝠たちがひらひら飛びぬ
13
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コタロー
職場にて怒られたつて次の日は玄關を出て朝日を浴びる
15
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コタロー
何やれど上逹しない我なれど開き直つてとにかく續け
9
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KEN
夏殘す風に紛れて闇時雨蟲の奏でる音は更に澄み
20
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石川順一
下心あれば整理もされて行く写真に撮れぬもどかしさあり
20
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へし切
涼風の吹いて風鈴 チリリンと 夏のおわりは音もはかない
30
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ひよこ豆
夕暮れに枝葉ざわざわ揺すぶって雀の群れが大樹に集う
19
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しずく☆・.…。
神様は 天使と悪魔の 顔が在り 輝く程に 濃くなる闇と
22
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しずく☆・.…。
登ろうか 坂の上から 振り向けば 群青の海が 見えると信じ
32
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石川順一
蛾であると思えば鳥の糞である鳩の鳴き声早朝に聞く
9
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石川順一
包丁を入れる区切りの棒が取れ包丁半分落下をしたり
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