速魚のお気に入りの歌一覧
すばる
桃色の綿菓子買って喜んだ甘く柔らか幼い記憶
17
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イマココ
梅雨寒の 黄昏どきに一人ゐて 雨垂れ眺む珈琲店で
11
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葉月きらら☆
ピンヒール鳴らして歩く今宵なら蝶に変われる花にもなれる
16
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河のほとり
さみだれに濡れてぞにほふ主知らぬ宿の垣根のあぢさゐの色
7
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詠み人知らず
楽しみはイヴに残業させようとするお局を振って退社るとき
6
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へし切
見つからぬ山を越へてもしあわせは身近にあるを気付かぬ内は
24
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灰色猫
桃色のネクターでかまいません 酒が飲めぬ身 花酒変わりに
12
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灰色猫
できるだけ孤独を幽かなものにするために 雑踏のなかへ身を隠す
13
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夏恋
若い頃いつでも胸が痛くって揺れてばかりで忙しかった
17
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詠み人知らず
別れ来し朝のたよりもなき心ゆくへも知らぬ恋の道かな
9
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詠み人知らず
たまゆらの逢ひを蛍とはかなみて思ひは消えぬ幾夏を経し
14
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みなま
娘ふたり途切れぬおしゃべり聞こえくる 葡萄を叩く雨を見ている
15
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みなま
ほっといて私はおのれの苦しみを自戒なしには言えない
9
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葉月きらら☆
昨日より強い自分になれたなら明日吹く風の色さえ見える
13
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詠み人知らず
うちの子は学芸会で鯛役をみごと果たして上機嫌です
12
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蜻蛉
夜更けまで君の部屋に灯る火が早く消えてと祈るこの頃
9
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如月弥生
悲しみのうたに寄せらる 数多き拍手は 人の悲しみの数
11
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へし切
病む人を治す術なき吾なれど歌により添ふ友となりたし
48
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美津村
黒き梢の揺るるが見えて風の音と渓流の音と残照のなか
9
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澄舟
大陸の風吹きつける滑走路機上の君と三月は行く
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