秋日好のお気に入りの歌一覧
ふきのとう
ランドセルを背負いてみせる幼児の心はとうに新一年生
21
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浅草大将
花の春にまたゆく方のありぬべしひとひら肩に桜もみぢ葉
12
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詠み人知らず
寒暖をくり返しては濃く淡く移ろいてゆく山は薄紅
21
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都詩
身じろぎも出来ず息つめ十五分ようやく出で来しMRIより
10
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へし切
死ぬる身のいかで心を留めやらむのちの煙のゆくへ追ひしも
24
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みやこうまし
緑陰で詩歌を読みて誘われて 手帳片手に辺り彷徨う
18
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松本直哉
秋晴れの午後のひとときいこふカフェ次女たのみしはわらびもちパフェ
3
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光源氏
ともしびの影にうつろふ花なればつらき思ひを我はするかも
10
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松本直哉
由比ヶ浜にあそぶをとめの黒髪のゆふやみせまり鳶なきかはす
2
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みなま
朝の陽に傷付いた翅あたためて夏が終りを祈っています
14
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恣翁
望郷の涙に 孤帆 天際に滲み 夕靄広がるばかり
25
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みなま
絡み付く葛を刈るひとその肩に断ち切られし花尚も薫れる
8
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みなま
秋の薔薇深きくれなゐ匂い秘め濡れて立ちをり茂れる庭の
9
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みやこうまし
手をつなぎふたりで帰りし小学の 消えること無き恋の追憶
17
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松本直哉
絶海の小島のいそのみるめなくさがしあぐねつ恋忘れ貝
2
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みなま
美しい夢を今夜も編みましょうキリンの付けまつ毛のマスカラ
7
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薫智
初めてが忘れられたら初めてを何回だってできるからいい
9
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すばる
君の目に吸い寄せられる力さえ制御できない文明社会
11
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すばる
燃えないで終った恋は新聞に包んで第二火曜回収
17
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祐鈴
きみのこと、好きなんだけど、いっしょにはもう遊べないと思う祝日
8
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