金木犀のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
冴え渡る淀みなき空しんしんと孤高に照らす寒の滿月
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澄舟
駅ビルのカフェにうつむき歌集読む時間は楽し独りは楽し
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コーヤ
手をつなぎ祖母と歩いた温もりの思い出と歩く梅香る道
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コーヤ
変わらない古き道なれ触れゆけば季の移ろいが染み入りてくる
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灰色猫
憧れはいつしか嫉妬へ変わり果て錆びた諸刃が我が身を襲う
22
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万陽
「本当は手伝いたかった」吾娘の言ふ足元に散る 器のかけら
14
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野々花
三分もあれば片付け終わります昨日も今日も一人の昼餉
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野々花
出来るなら君住む街の雪となりその手の上で淡く溶けたい・・・・・
19
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秋日好
帰り来よ何があっても帰り来よ君を見守る星の座標へ
20
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リクシアナ
舞い上がるダイヤモンドの塵あくたマイナス十三度の朝陽にひかる
23
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まあさ
凍空の下の蕾を実力で膨らませに行くセンター試験
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萱斎院
閉ぢはてむ雪の篠屋のかたはらに 山橘の影のともし火
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詠み人知らず
置き引きに遭ってはじめは怒れどもせねば生きられぬ人なら哀れ
14
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千映
人の輪を明るくします出来まする「それしかないの」胸張りていう
15
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万陽
七草を覚えた吾娘の成長が今日の粥の隠し味となる
11
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吉野 鮎
浴槽に薔薇のぽぷりを浮かべゐて香りの薄衣纏ひゆく夜
5
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秋日好
お互いにできないことが増えて行く片付け方も変えていかねば
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万陽
小さき手 するると動かし 落書きを結露の窓に する吾娘の朝
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萱斎院
木枯らしの風に木の間のひろごれど なほくれなゐにめぐむ枝かな
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まあさ
ママデビューした姪の声聞いた日の厨から見る寒の夕映
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