有為のお気に入りの歌一覧
垂々
海にきて海ばかり見てる横顔を見てるばかりの恋愛だった
29
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垂々
目の前で上下動する波括弧みたいな鎖骨 みえない未来
14
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キノシタサトル
線路から声がきこえることがある(好きなタイプの声じゃないけど)
4
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島祝
山中のさばへなす音の荒ぶれば神鳴り渡りふるふ玉の緒
15
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芳立
はやぶさは宇宙いくたびの夏びきの糸川くりていざかへり来よ
14
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螢子
吹く風は雨のにほひを連れきたり肌に感ずる梅雨に入るかな
13
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島祝
結ひ上げのをとめの髮の高らかに歌へや媼の恩に報いむ
20
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螢子
薔薇の鉢並べてひとり悦に入る瞼のうらの夢の薔薇園
16
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芳立
ひと枝の文もかなはぬことさへくからきを船になすよしもがな
13
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浅草大将
なつそ引く項髪肩にかかりなばたつをなみ路の友舟とゆけ
11
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浅草大将
音も憂しの心疵断つ身生ひつ辞して去る鳥の逝ぬる亥の刻
17
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詠み人知らず
母は言う昔あなたの一言で 救われ癒され助けられ
2
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庭鳥
代わり映えしない求人先週と同じ名前が並んでばかり
9
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薫智
先輩とまれに会話を方言で通訳してとみんな言い出す
9
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薫智
阿佐ヶ谷は車の下に猫多い目線が下についしゃがみこむ
9
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光源氏
くれなゐの御影をしのぶ京の舞いと悲しきは賤のをだまき
17
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浅草大将
悲しみといふ名のしみを取るために娘は学びをり 美容術
17
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浅草大将
きみ尋へば肌にまとふ恋ごろも身添へに装へ磯へ脱ぐとも
22
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浅草大将
止まるも引くも駄目なら押してるや浪花節だよ我が人生は
25
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詠み人知らず
柏手をはずませてうちずっといのるなみだをためて口びるかんで
16
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