市川ありさのお気に入りの歌一覧
卯月
嘘ばかり吐いてきたので本当がもうわからない四月一日
8
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菱谷真青木
雨の日の線路に触れてみたときの鉄の匂いが浮かぶ夕焼け
12
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ちゃー
自分すら愛せないのに どうやって 他人を愛せば良いのでしょうか
2
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ちゃー
損得で考え出したらきりがない 愛したいから愛すだけでしょ
2
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詠み人知らず
どの葉にも愛していたと書いてある落ち葉は落ち葉絶頂の紅
12
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詠み人知らず
枇杷盗む 幼き我が手を捕まえて 両手いっぱい枇杷くれた女性
17
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南 葦太
放課後に咲いたIxia hybrida 「人目に触れることのない恋」
3
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悠々
なにもかもすべて失くして噛みしめる生きる悲しみ生きる喜び
23
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詠み人知らず
君だけが、すべてではない一日が 始まる朝に深呼吸する
26
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希
向き合わず告げたいことがある今日は乾杯よりもドライブがいい
8
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環
わたしには昨日のあなたの微笑の理由がわかりかねて 月面
5
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環
立つ虹の流れをたどり消えてゆく淡き終りを見つめてゐたり
33
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環
緑色の世界を見てゐた虫の眼に燃えるグラジオラスの残照
6
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希
愛をするそのたび胸のポケットが粗野で野蛮な薔薇であふれる
3
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詠み人知らず
花明かり切なく翳る吾が胸を求むる君の花いちもんめ
15
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しづく
もしもまた笑えるような日がきたらわたしのことはどうか忘れて
7
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希
缶詰の桃をふたりで分けあって有事の愛を考えている
8
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詠み人知らず
嘘を重ね時を盗んで得た悦びは 等しい量の悲しみを呼ぶ
20
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詠み人知らず
午後からは春の嵐になるだろう君に会えない私の胸が
27
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緑里
欠け落ちる二人を暗示するようなベテルギウスの光が見える
2
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