四季野 遊のお気に入りの歌一覧
楓
ゆっくりと時が流れる秘め事がこのままずっと続けばいいと
23
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falcon
白萩の下枝にかよふ朝風に玉のすだれと落つる白露
12
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浅草大将
振り仰ぐ心も空も高遠に信濃の秋は澄み渡りけり
9
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falcon
天つふる雲の梯消ゆるとぞ宮人いそぐ布留のかよひ路
6
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浅草大将
はや君はたつ朝霧のころも川涙ながれのいとも乱れつ
12
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たんぽぽすずめ。
ピッケルでカーボン紙なる青空を友と削った 剣岳かな
6
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falcon
ひと房の葡萄をとりて思ひ立つ雲路はるけき碧玉の美女
5
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水葉
月長く夜に留まるこの宵に指に光るる蓮を夢見る
11
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楓
あの頃は流行で買った でも今はマジで読んでる サラダ記念日
12
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佐々一竹
問題があるとするなら明日から手帳が白いままであること
15
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浅草大将
妻思へば夜はさむしろの一人寝を汝もともにぞ鳴くや小牡鹿
9
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falcon
色もなき露おく萩の風吹けば薄紅染むと人しるらめや
8
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浅草大将
分けて行く猪名野が笹の上露に笑まふ月こそ愛しと覚ゆれ
4
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浅草大将
何処より疾風の吹くや夜の中の阿漕が浦を照らす月影
7
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粕春大君
長き夜の明くるも知らずまつ虫にわが身なぞへばかなしかりけり
16
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粕春大君
行き合ひの空に涼風吹きそへり天地はじめて粛然とせむ
16
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浅草大将
夜の海に眠る真珠を採る海人よ汝が海松布の何処にやある
5
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東大寺
大原の 秋の気配の その向こう 寂光院へと 道は続きぬ
11
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羽
真夜中の涙をふくみゆらゆらと枕のなかに沈む汽水湖
16
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林ユキ
一日が作業ズボンに染みつゐた飮めない君にエクレアを買ふ
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