詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
休日の職場で残務急く俺におしゃべり好きの掃除婦が添う
16
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きみ
人間が 多くて孤独 感じてる 大海の中 沈みゆく船
8
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ガビー
昨日まで変わらぬ日々が続いてた 海が隔てる病室の叔父
3
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いちごぐみ
紫の 夕に隠れし やまぶどう今宵鳥たち ひらひら泊まる
3
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び わ
吾もまた後期高齢仲間入り何も気にせず今まできたが
6
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うすべに
いわ走る垂水もかわく秋は来て きみがふもとに咲くほととぎす
9
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夢士
空高く風爽やかなグラウンド老いを忘れる午後のひと時
15
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へし切
心にもかかる雲なくおだやかに秋のなが夜に月は澄みけり
17
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横井 信
暑い日の夜風の中であきらめず一歩をきざむ戦いつづく
17
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翠燕
あれ?最後!? 校舎駆け抜け 響く音 焦る体と 留まる思ひと
9
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ましまし
十月に生温い風が頬撫でる あの夏がまたもどったりして
3
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可不可
昨日より暑くなったらショーパンにタンクトップで夏へ投げキッス
9
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コタロー
水彩畫描く老人筆を持ち緑黄緑森の色塗る
5
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コタロー
仲良しのカップル坐るベンチには幸せ貰ふ犬が居りたり
6
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コタロー
蟲の音の涼やかなりし世界より緑の飛蝗遠く跳びけり
7
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滝川昌之
亡き空を智恵子が探す「レモンの日」眼裏に澄む智恵子の美空
18
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灰色猫
雨音が恋へと落ちる音でした半分づつの傘のなかでは
17
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恣翁
枝に残る黄葉 忽然はらはらと 空気を揺らし 落ちにけるかも
13
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車男
怒鳴られて畳を転げ逃げ回る夢から覚めてまだ夜は明けず
6
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へし切
花乞いて 妹が祀りのよそほいに 床の挿し花 秋の海棠
15
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