行宮偏(仮之名)のお気に入りの歌一覧
つゆふみ
「ほらそこに一番星がひかってる」一つだけ 昔もっとあったよ
6
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灰色猫
心臓がマグマの音である事にどうして誰も気づかないんだ
15
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灰色猫
静かなるプールの底に横たわり水面に光る夏を見ていた
18
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ななかまど
朝顔は蜂の武蔵に恋をする同じ角度に首まげながら
11
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ななかまど
夏の宵まくらにしおり遠花火はかなきものの一つなるかな
7
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ななかまど
山鳩のデデッポッポのポの声が胸にたまりてゆきどころなし
8
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ななかまど
蕎麦の花つきるところに磐梯山まき高く積む雪国の宅
7
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ななかまど
湖の波のうねりも落ちついて秋雲よせる磐梯の峰
6
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ななかまど
こつこつと畑仕事は亀のごとゆるり午睡は兎のごとく
8
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恣翁
公園に 打ち騒ぎたる子供らの声 聞こえける夏休みの朝
8
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恣翁
跫音とともに 艶めく江戸褄の後姿の 階に消ゆ
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恣翁
改札の床材の目地 雨傘に突きつつ 誰を女や待つらむ
15
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bgvillea
百億も呑めば言葉も一粒の星にならめやそら滑り落つ
8
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コタロー
萬緑の小徑を覆ふ植物の緑絡みしバイクの車輪
7
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コタロー
向日葵が一莖高く咲ゐてゐる空のキャンバス青々として
10
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コタロー
青空を入道雲のもくもくと陽光浴びて大きく育つ
10
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コタロー
一囘も動かぬ駒もありにけりそれでも立派な戰力となる
13
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へし切
夏空に無くてはならぬ太陽に笑顔を向けてひまわりの花
14
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へし切
さわやかな風に戯れ 秋茜 厳しき残暑も季節は移れり
18
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横井 信
まんまるの波紋広がる水たまり そっと広がる雨の歌声
15
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