朝野沙耶のお気に入りの歌一覧
Aquarius
膝痛い腰まで痛い脚痛い一番楽な正座で寝よう
3
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兎桃
運転に何かと口出す女房をうるさく思うちっちぇ男
5
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滝川昌之
一度もう春の陽気を浴びたから戻った寒は二倍辛いね
17
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睡密堂
くれなゐの八重の椿の花首が落つまたとない晴れやかな日に
13
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横井 信
在宅の仕事をやっと片付けて滲んだ月のしずかに浮かぶ
14
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しらず
裏路地を潜みて歩めドブネズミ遥か東方は鼠浄土まで
1
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ながさき
村山の 富さん百寿 お目出とう 八の字眉に 優しさ溢る
10
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茂作
辛きこと聞きたる朝やひたすらに やすきを祈り二年となる
20
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横井 信
ひと仕事終えて春めく田園の濡れた歩道にそっと踏み出す
10
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しらず
吸いたくもなく吸うマルボロの先の燻りの中に梅の喩えあり
4
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恣翁
雨音の繫き夜さへ静けくて 家人の帰国 待ちて幾夜か
11
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茂作
ふきのとう消殘る雪の間より 土をどかせて春を屆ける
17
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へし切
親なれば現場仕事の息子を案ず今日も夜勤とLINEが告げる
12
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谷真澄
「本当は生まれんかったらよかった」と言う君が居て僕生きていられる
7
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谷真澄
人生を最後まで生き切る理由とは?「そういうもんだと言うしかないね」
4
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横井 信
戻らない昨日のミスをひっそりと覆い隠して霧は深まる
16
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茂作
おなじくは梅の花咲く春ながら うぐひすの聲聞かぬ寂しさ
17
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へし切
くもりなくいつわりもなくきよくあれおのれをただしひとにやさしく
15
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KEN
春まばら 思ひもまばら まばら降る雨を見上ぐる木々の末影
13
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ななかまど
しとど降る氷雨に顔をぬらしつつ急ぐを悔やむ猫柳かな
13
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