あゆかのお気に入りの歌一覧
幸子
風琴のごとき妙なる音を奏で読み古されし新聞を繰る
13
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灰色猫
ただ一度出会い別れるこの夜にふたりは水と協定を結ぶ
17
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幸子
批判する人は全体のごく一部でもその一部が強く人を刺す
11
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コタロー
ドッグラン多種多樣な犬がをりいちばんチビがいちばん走る
6
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灰色猫
巌穴の壁画にひとり星を描く夜空に君を描き足すように
24
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灰色猫
お醤油をピザへとかけるそれだけで終わってしまう恋もあるのだ
24
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灰色猫
いくばくか麻の袋に詰めこんだ太陽としての雑穀の種
21
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灰色猫
東京湾アクアラインを流れゆく夜を彩る地上の流星
27
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灰色猫
君という固有名詞を教科書にきちんと記し修正しちゃうぞ
15
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コタロー
まさをなる空へ大佛座してをり鳩を頭に乘せて安らぐ
9
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灰色猫
彷徨える七十五億の羊たち導く杖はわずかしかない
19
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もみじ☆彡
振り向けど 主はスマホを見てばかり 散歩もわびし けなげなトイプー
12
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灰色猫
ゼロ戦は撃墜されて安らかに漁礁となって眠るのですね
19
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灰色猫
夏の日の焼けたレールを歩みゆく向かい風切る少年の旅
29
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滝川昌之
ギャンブルの嫌いな妻が予報士に一か八かで挑む外干し
28
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横井 信
沈みゆく下弦の月に見送られ落ち葉を踏んで向かう病院
16
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KEN
きざはしを 埋める紅葉に しぐれ落ち 音も偲ぶや やま寺の跡
18
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石川順一
耐震の工事が進む大橋は渋滞緩和の要請がある
15
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滝川昌之
集団で踵を返す椋鳥の逸れたドジを入日が笑う
23
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灰色猫
どこまでも私が私であることの祈りとしての私の名前
22
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