祈り花のお気に入りの歌一覧
inosann
「人は何故生きる」と問うた二十歳の時 瞳にうつる空は今も青
24
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へし切
寂しさの住み成すものはこころなり知りつつ避らぬ置き処かな
21
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滝川昌之
澄み渡る水縹色の空深く吸い込まれしは懈怠の心
25
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inosann
晴れの日がこんなに貴重に思う朝 カーテン開けて青空見上げ
25
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ながさき
日と風と 水と大地の 恵みうけ この星生きる 我等は人間
34
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Chico
うた詠みのまなこ瞑れば ぞわぞわと 起き上がり來し余のシルエット
16
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Chico
くたびれたホットケーキの糖蜜の中に微睡む きみをふふめり
18
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滝川昌之
週末にまた台風が来るらしい 巣を張り直す蜘蛛に伝える
25
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inosann
向かい風あらがう気持ち失せる今ただ耐えている 秋の黄昏
25
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千映
母の介護日増しに敬語増えてくる「すいませんね」がなぜか寂しい
96
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半格斎
甘酢和え もってのほか を頬張れば 秋は静かに流れ落ち行く
23
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滝川昌之
まだ白く真っすぐ天を見るススキ 風よ弄るな空と知るまで
23
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林林
皺深き指がゆっくり紅き和紙ちぎりて貼りて曼珠沙華咲く
30
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inosann
一夜明け台風選挙過ぎ去って平穏な日々戻りつつあり
19
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へし切
黄昏の空のあはひの夕影に吾が眉に似た白き三日月
31
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滝川昌之
そこらじゅう落ちてつぶれた銀杏に鼻をつまんで子供がはしゃぐ
26
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滝川昌之
子育ても終盤となりこの家はもうすぐ君の故郷になる
32
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恣翁
時雨聞き 旅居の杯を重ねつつ 酢牡蠣に 箸を休めけるかな
16
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inosann
付き合いは「まあまあ」くらいが丁度いい知れば知るほど受け入れ難きに
21
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へし切
秋風の身に寒ければ 夢一夜 去りにしひとを思い寝にして
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