炭酸水のお気に入りの歌一覧
美津村
差す光が顔に及びて目ざめたりトラックの中のわづかな仮眠
10
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美津村
おづおづと口ごもりながら物言ひて結局この人に嫌はれてゐる
13
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詠み人知らず
二人居になりても呼び名はおとうさんと何の不思議なく君を呼びゐる
17
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石川順一
仏壇が設置してある部屋で食う煮込み饂飩とのど自慢聞く
21
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沙久
お椀、茶碗 黒いプレート この秋も 吾を誘惑する リラックマ
14
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なかしぃ卿
長きこと使ひし物に宿るとふ神の宿れる愛しき物よ
6
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朔夜
どなたにも見とがめられず現れて気づかれぬまにそっと去りたい
7
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inosann
女房の「何とかなるよ」の一言に幾度も人生救われ来たり
24
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沙久
「生きてる」と 刻んだコインの 裏側で 踊り続ける 「メメント・モリ」が
17
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くらら
知らぬ間に 入れてた肩の 力抜け 小春の陽射しに 暫しまどろむ
30
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ラベンダー
街路灯 照らす銀杏は 散り散りに 格子模様の 道に輝き
14
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詠み人知らず
哀しみを空に跳ね上げそびえ立つ皇帝ダリア笑みてゆらめく
18
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詠み人知らず
弛緩した休みの朝に溜めている 残りの生の 発条になるもの
25
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コーヤ
今日もまた 老化ゆっくり させるため 健康作り 励む一日
19
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リクシアナ
二車線の冬の轍は凍てついて未明の月がざらりと映る
32
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恣翁
薄日射す障子に 屈め 菊活くる影を映せる 水仙の君
24
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藍子
元気良く隊列を組み歩いてる赤白帽子に信号譲る
16
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夢士
青き空残る柿の実二つ三つメジロ来たりて小春日の朝
22
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夢士
小春日のポカポカ散歩野の草や春に芽生えよ蔓の実採らむ
15
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葱りんと
冬囲い ムシロを扱う 両の手が ささくれ割れてる 冬の洗礼
12
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