雲のジュウザのお気に入りの歌一覧
ぷよよん
今夜ただ求める雌の姿して君に溶けたき不埒なわたし
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山本克夫
ひかりってなんですか そう 掴もうとした指のあいだをすりぬけてゆく
2
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山本克夫
わかものにまけぬちからとスピードをわたくしにくれる電動自転車
2
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山本克夫
アイポッドからながれでる音に目をとじて雑踏のなかへ 殻をまとう
2
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山本克夫
キヨスクにきみとくらしてなにもかもてのとどきそうな安心感は
5
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山本克夫
わすれたか 今それならば人々の涙の理由を受け取るがいい
5
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山本克夫
てのひらにおちる涙のつめたさにそれが雪だと気付かないまま
11
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山本克夫
ああ まりあ ほそくつめたい銀の矢は祈りをささぐ羊の群れに
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山本克夫
なくしたら気付くのでしょう 三角コーナー用のポリ袋みたいな
1
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山本克夫
もう少し言葉がほしい鋭敏なうさぎの耳で待ちわびています
8
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卯月
一丸になってと皆は言うけれど勝手にわたしを含めないでよ
3
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卯月
ひとつひとつ鋏で枝毛を切るように醜いものも切り落とせたら
2
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卯月
足下にみんな奈落を引きずって歩いています晴れるといいね
6
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卯月
羽化できぬままに倒れた夏の蝉 出勤前に墓を掘る君
4
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卯月
ささやかな楽しいことを一つずつ団栗みたいに拾って歩く
7
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どるちぇ
さよならが上手に言えないときくれた髪くしゅくしゅが大好きだった
3
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東大寺
湯上りの 君の身体は 乙女色 浴衣も肌蹴て 余は満足じゃ
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さや
こんなにもきちんと酔っているのだしきちんと私 お持ち帰りで
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文月郁葉
親指のささくれまるでやさぐれたこころのようにぴいんとふたつ
4
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文月郁葉
ちゃんと笑えていますか私まだちゃんと笑えていますか誰か答えて
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