詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
むらさか
作り手の 顔が見えると ぐっとくる 野菜も歌も 味わいが増す
12
もっと見る
コタロー
展望臺空の碧さに吸ひ込まれ豆粒程の子等の歡聲
13
もっと見る
コタロー
庭園の小さな池を泳ぐ鯉小さな魚を從へながら
8
もっと見る
吉野 鮎
遊びしてローカル線の無人驛降りたてば風アカシアのかほり
19
もっと見る
あゆか
古くなる間もなく消えた新商品陳列棚は勝ち抜き戦だ
11
もっと見る
沙久
見返りを求めないなぞウソっぱち青い手紙を貴方へ託す
27
もっと見る
あゆか
焼きそばの割りばし配るちっちゃな手保育士になる君が分かった
10
もっと見る
詠み人知らず
時計草その一輪に見守られ今日も最期を告げられる人の
9
もっと見る
石川順一
寝違えて日本の歴史を堪能す広田弘毅に本間雅晴
14
もっと見る
石川順一
コヨーテが入学試験の模試に出るがさがさがさと難問である
13
もっと見る
藤久崇
おしきかな 小花も咲ける 胡荽草 摘まずてままに 観まほしきものを
19
もっと見る
中野美雄
雲を一瞬 破る月よみの照らしたる 若き我きみを戀ひゆく このみちを
11
もっと見る
千映
木蓮の花後に頂点止めたのに力みなぎる幹から芽吹き
14
もっと見る
関山里桜
濡れ髪を掻いやり掻いやり万葉に耽る花金 春の夜は愉し
11
もっと見る
滝川昌之
その岐路を一本道として進め 同業二社の内定 迷う
30
もっと見る
関山里桜
月鉾の下にてふたり提灯の連ぬる奥へ消えましものを
13
もっと見る
千映
お泊りの薬の仕分け小袋の名前と日付け母は消してる
14
もっと見る
朔夜
わたしには決して詠めぬ歌歌を心して読む日曜の朝
16
もっと見る
関山里桜
西空は雲にとざされ裏道に濃ゆく煮詰めた醤油の匂い
12
もっと見る
まあさ
雨音を 聞きつつコーヒー 淹れながら 今日なにしようか 考える朝
26
もっと見る
[1]
<<
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
>>
[629]