澄舟のお気に入りの歌一覧
沙久
仕事する僕の手は多分名を知らぬ君と繋がり世界が回る
25
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朔夜
朝生まれ為にはならぬことを成し夜ともなればゆっくりと死ぬ
5
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リクシアナ
年毎に祖母は雛壇足し加え五人囃子で行商終えつ
24
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灰色猫
一万年前に火を焚き安らいだ瞳で君を見つめていたい
22
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松本直哉
なごり雪消えなば摘まむ君がためリナリアの花アネモネの花
15
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水海はるこ
「くれぐれも死なないように」と夏休みの注意事項は締めくくられて
9
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市之瀬 進
帰省した息子の語尾のアクセント林檎色した津軽を思う
15
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沙久
節目には別れと出会いが交差して表裏一体の縁を築く
20
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詠み人知らず
肉体の果て滅びしは最初の死わすれ去られて迎える二度の死
9
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万陽
天井は スクリーンと化し 情景が浮かんで七・五と 指折り数ゆ
18
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灰色猫
束縛をひとつふたつと脱いでゆくあなたは夏の香りをはなつ
17
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灰色猫
神殿に供えし酒は里のもの湧水かおる淡海の酒なり
20
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詠み人知らず
家にあるどの鍋よりも少しだけ大きいもしくは小さい蓋だ
7
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市之瀬 進
桐一葉灯ともし頃の文学館水泳帽子の少年一人
12
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沙久
求人の対象は以下の通りです「人間以外のロボット全て」
18
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沙久
「番号でお呼びいたします。十番の方、火星に忘れ物があります」
15
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コーヤ
トレンドのエッセンスなど取り入れて装う服で若く見せたり
17
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詠み人知らず
その猫はおなかにできた偶然のハートマークにドヤ顔をする
21
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西村 由佳里
あちこちのお菓子の山をすり抜けるみなが喜ぶ品を探して
8
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美津村
納品の我にも声かけふいご祭祝ふ御神酒を注ぎてくれぬ
7
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