美津村のお気に入りの歌一覧
海の月
水替えし清らな槽の草の陰 つぴつぴとメダカ十五ひき泳ぐ
18
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すばる
泣くなよと励ますように頬撫でる毛布みたいに柔らかい風
10
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如月弥生
傘二つ遠慮しあって歩く時びしょ濡れになる君の手我が肩
7
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あかる
伯耆富士 映す水田だいだいの列車は走る舟が行くよに
6
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海の月
日曜の新聞開いて歌壇を見、我もいつかと夢膨らます。
9
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らんたのいど
間引かれたあの芽のようにわが恋も半ばで摘まれ実らないのか
4
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らんたのいど
うたにして心を知って欲しかったかなわぬ恋に悩む心を
3
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詠み人知らず
心臓が温まるよと教えられ始めてワインを少し飲んでみた
6
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詠み人知らず
占いは信じないよと言いながらB型ふたご座気にするあなた
18
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あまおう
暁の こむら返りに 涙して 寝ても覚めても 不幸は続く
21
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住川幸
風光る握りばさみの切っ先が躊躇いそして交差すること
6
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村上 喬
なぐさめの言葉もやがてそよ風にさらされていく初夏の休日
18
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あかる
もしいつか会えるというなら言ってほしい 待ってたよって嘘でもいいから
14
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村上 喬
偽りの優しさなどでは繕えぬ破れた心を光にかざす
17
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怜
「ああなんだ売約済みか」と冷めた目で左手薬指を見ている
5
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へし切
降る雨に切なき想い流れゆきやがて晴れゆくこころの空も
27
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詠み人知らず
千切っては千切っては投げた愛情を 箒で集め棄てたあのひと
14
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紫草
この年の藤の花房やせほそり五月十日に真夏日迎う
24
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小林道憲
緑なす樹々に朱色の柱映え鳥啼きしきる上加茂の杜
33
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只野ハル
観覧車 ひとまわりして 降りるとき 違う世界に 着いたらいいね
192
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