詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
大埜真巫子.
春だからストッキングを揃えてる誘惑するのは夫だけです
23
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恣翁
沈黙の木霊充ちたる森の気を 温めむとして 日差し這ひ入る
47
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日向猫
贅沢になるかならぬか気にせずに自分のためにケーキを買おう
23
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へし切
標なき道をたどれば迷い中止むもならず帰すもならず
19
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inosann
いつの世も虐げらるるは弱きもの権力の横暴 天は許さじ
10
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桜園
梅終わり桜さきそむ春の庭日本の四季は美しからまし
10
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大埜真巫子.
しとしとと 雨降る午後の 裁縫は 自分の傷口 縫うかのようだ
58
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日向猫
いちどきに枝にあふれる桜花いきなりそそぐ雨の洗礼
31
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inosann
神様は分け隔てなく愛したい気持ちにおいて平等であって
17
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へし切
咲き誇るさくらの花のありといへ君なき春を如何で楽しむ
26
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日向猫
そこらじゅう探さなくても春だらけ 珊瑚樹の葉も真っ赤に燃えて
26
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恣翁
掌に 乳房の重みを量るがに 馬酔木の白き花房を載す
31
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大埜真巫子.
燃えさかる 怒りのやり場が見つからず ベランダの隅 グラスを落とす
18
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inosann
群がってなにやらついばむ鳩たちもこなしているいるよな今日の日課を
15
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村上 喬
海よりも空よりも尚青くなり静かな午後の風になりたい
14
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へし切
ツンとして空を見上げて知らぬげに吾を誘ふや白蓮の花
22
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詠み人知らず
さみどりに菜の花ゆがきアンチョビとパスタからめて春への讃歌
9
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へし切
遣る瀬なきものかも人はしかばかり悲しき想ひ捨つるもならず
20
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日向猫
簡単に話せる相手がいるときは 楽だがきっと脆くなるのだ
24
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村上 喬
君の手が放り寄こした悲しみを受け止め損ねて春は過ぎゆく
14
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