桜田 武のお気に入りの歌一覧
ながさき
法華経は かならず当に 真実を 説き給ふべし なのらせ給ふ
8
もっと見る
滝川昌之
サンダルの形に灼けた足の甲 今年の夏の刻印として
17
もっと見る
ななかまど
重力に逆らいまがる胡瓜にも個性のありと慈しみ食む
16
もっと見る
ながさき
雷鳴に 目覺めて啼くか せみ時雨 いよいよ來るか 灼熱あらし
12
もっと見る
小林道憲
いくばくの 稼ぎに一家を支えむと 力みし姿 今は遠くに
3
もっと見る
小林道憲
川の音は不思議と思う 幼くて 聞いたあの日に返えしてくれる
8
もっと見る
滝川昌之
沈み浮きもろこし畑の麦わら帽甘い一本選んでおくれ
10
もっと見る
滝川昌之
食卓のプール開きは冷や麦の小波にのるサクランボ一つ
15
もっと見る
ななかまど
飛びたてる知覧の空は青く澄み写真の姿みな若々し
14
もっと見る
ななかまど
さあやるぞ気持ちを声に託しつつ庭の荒草の海に漕ぎ出す
13
もっと見る
へし切
手に慣らす夏の団扇の懐かしき 君がかほりをそよ風にのせ
12
もっと見る
へし切
さくら樹はそことも見えぬ草いきれ 誰にとはまし春のなごりを
15
もっと見る
バジル
真冬にも健やかに咲くアネモネに似てまっすぐなあなたの笑顔
23
もっと見る
バジル
歌詠みは四方山つづる日々の花 三十一文字の未来への種
12
もっと見る
ながさき
凡夫なれば 過去を知らず 現在は 見へて法華経の 行者なり
11
もっと見る
滝川昌之
椅子の背にかけた上着は煮詰まってクールダウンの俺の抜け殻
15
もっと見る
横井 信
故郷の窓辺に涼む夕暮れに遠くなり行く蝉の鳴き声
11
もっと見る
ななかまど
遠雷に追われるように雨音がおおきくなりて蛙はね跳ぶ
13
もっと見る
ななかまど
刷り込まれたる生の営み茄子の葉のてんとう虫は天敵と成る
12
もっと見る
へし切
しあわせのピースが ひとつ見つからない 己が夢見の人生パズル
12
もっと見る
[1]
<<
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
>>
[146]