あそびくものお気に入りの歌一覧
恣翁
校庭の榧に混じりて 純白の 辛夷の花ぞ 陽に向かひける
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木綿
逃げるなら全力でいけ両足のガラスの靴を脱ぎ捨て走れ
8
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山桃
今日の業なし終え仰ぐ夕雲の返しの歌や北の風
7
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詠み人知らず
早い朝自販機はまだ耿々と 陽に優ることを誇るがごとし
10
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風蘭
ありがとう小さな私のできたこといつも見つけてマルしてくれて
15
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河のほとり
春山のあなたの雲のゆかしさよ花の光のしるべする先
15
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河のほとり
物思ふ誰をかまたも訪はむ宿去る風に比ふ梅が香
8
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想野
身じろぎもはばかるほどの日々にさえあまねくそそぐ春光の恵み
7
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たそがれ
「傷付いた分だけ人は強くなる」 言える人の傷 浅い気がする
16
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悠々
できるだけひら假名にせよ大和歌やさしきしらべに思ひ託せよ
13
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悠々
南から北へ旅行く花々よ瓦礫里にも春を告げてよ
11
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しづく
食卓で笑顔装う生活をもう何年も続けています
2
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浅草大将
露払ふ春風ふかば日のもとにもゆるちしまの花も咲くべし
18
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元円
冷えた手をお茶で温め我が街の開花宣言夕刊で知る
7
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元円
人よりも早く大人になったよと綿毛のたんぽぽ背筋を伸ばす
2
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あき
我が家には猫などいないはずだけどフロントガラスに残る足跡
15
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本間紫織
颯爽とひかりを連れて春が来る未だ溶けない雪とわたしに
11
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本間紫織
紺色のブレザー剥いで少女らは羽化するように夏がはじまる
9
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詠み人知らず
パンの耳もらって来てねと母に云われ スキップ踏んだ昭和の小道
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七色コイン
じっちゃんは桜並木が大好きで、僕が行くから付いておいでよ。
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